消毒剤の選び方!
感染拡大の叫ばれる中、改めて身近な消毒剤について知る必要があるのではないでしょうか?
目に見えないウイルスに対しての取り組みであるため、
除菌作業における消毒剤の選び方を間違えると、「やっているだけ」になってしまう事も・・・。
今日は消毒・除菌作業における適切な消毒剤の選び方をご紹介します。
1、身近な代表「次亜塩素酸ナトリウム」「エタノール」
身近な除菌剤として有名な次亜塩素酸ナトリウム(以下、塩素という)とエタノール(いわゆるアルコール)。これらの適切な使用法をご存知ですか?
効果的な使い方と注意点をご紹介します!
・エタノールの手指消毒は「手洗いの後に!」
店舗などへの入店の際にエタノールによる手指の消毒を求められる事も多くなりました。
ですが、残念なことにその手に皮脂や汚れが多くついている場合、消毒効果は見込めません。
手指の衛生管理は関節接触感染を予防する為にとても重要です。
エタノールによる消毒作業は手洗いを行ってからが最も効果的です。
店舗や施設に入る前、可能な限り手を洗うことが効果的です。
・次亜塩素酸ナトリウムは0,1(1,000ppm以上で)
塩素は最も身近でポピュラーな消毒剤の一つです。
しかしながら、消毒で使う際には適切な濃度で使用する事や、人体や環境に影響を及ぼす特性についても理解して使用することが必要です。
まず、消毒を目的として人体に使用する事は絶対にやってはいけません。
塩素には、有毒なガスを発生させる特性があることや腐食性があるからです。
また、消毒作業で使用する際にも注意が必要です。
厚生労働省の推奨では0,05~0,1ppmの濃度で使用することが推奨されていますが、北里大学の効果検証によると新型コロナウイルスに関しては、0,1ppm以上でないと10分経過してもウイルスが死滅しないと言うことが確認されました。
消毒で使用する際の注意点は、「0,1(1,000ppm)以上の濃度」で「1分以上の時間」が必要です。
いかがでしたでしょうか?
知っていたこと、知らなかったこともあったかと思います。
今回は簡単にまとめましたが、次回は身近な除菌剤として身の回りにあるものや、最近流行している次亜塩素酸水について、また、弊社の消毒方法についてなどをご紹介していきたいと思います。
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